品質・安心・安全

製造工程での「品質・安心・安全」の取り組み

2023/1/24

「品質・安心・安全」の分科会メンバーの長谷川です。私はリユーストナー製造部に所属しています。
今回はリユーストナーを製造していく工程での「品質・安心・安全」について取り組みの一例をご紹介させていただきます。

開発する

先ずはリユーストナーの開発についてです。弊社が取り扱うトナーや部材は何十種類もあるパーツの組み合わせの中から最も純正に近い濃度や色合いのものを選定しています。濃度は目視だけではなく濃度測定器を使用し正確な数値を用いて純正品と比較をしています。これにより安定した印字品質のリユーストナーをご提供させていただいております。

製造する

実際に製造を行う際には、ただ分解・清掃・組立をするだけではなく機種ごとにベテランの作業者が部材にキズがないかをきちんと確認をして「作業管理カード」というチェック用紙に破損がないか、どのパーツを使用したか、製造の担当者等を記入しています。不具合品の調査の時にはこのチェック用紙から詳細な情報を確認出来るため社内のフィードバックを迅速に行うことができます。

確認する

組立後は「画像検査」という工程になります。製造されたリユーストナーは全て実機でプリンタにきちんと装着できるか、画像は良好か、エラーが発生していないか等を確認しているため初期不良の発生が抑えられています。ここで不具合が発生した場合はNG箇所を修正後に梱包の工程へと流れます。

梱包する

梱包では各機種で箱や緩衝材が決められています。これは外的ショックによるトナー漏れを抑えるためになります。選定方法としてはリユーストナーの製造拠点である群馬工場と福岡県に拠点を設けいている九州工場で往復の輸送テストを行いトナー漏れが発生しなかった梱包方法としています。このような取り組みを行いお客様へ高品質なリユーストナーがお届けされます。


現在、私たちの分科会では今回ご紹介したようなことを社内全体へ共有すると共に、お客様へも広く発信をしていきたいと考えています。今後も分科会メンバーと意見を出し合い発信方法や伝わりやすい周知の方法を模索していきます。