品質・安心・安全
『より良い製品を作りたい・・・!』
2024/10/16

「品質、安心、安全」分科会メンバーの長瀬です。
今回は『より良い製品を作りたい・・・!』に付いてお話したいと思います。
カートリッジの歪みによる不具合について
もともと「カートリッジの本体」はプラスチックの様な樹脂で出来ているので、一見硬そうですが、実はそうでも無くて、樹脂に熱や力を加えて成型しているために、時間が経つと、それが元の形に戻ろうとして徐々に本体が歪んできます。この本体の歪みが発生すると「感光体ドラム」の回転が徐々に重くなり『エラー発生』や『異音発生』『ドラムが回転しない』、更にひどい時はカートリッジが熱を持ち、『プリンタから抜けない』等の不具合が発生することがあります。


オリジナルの測定装置作成
そのように「感光体ドラムの回転が重たくなってしまった場合」には『プリンタ内部にある駆動のモーターにも大きな力が掛かっている』ために、その「負荷(回転の重さ)」を測定して、『トナーカートリッジ(感光体ドラム)の動作時の重さを数値化』できるようにした、オリジナルの測定装置を作成し、その測定データを商品開発や製品の品質管理に生かす事もあります。


【不具合の発生しない製品作り】への取り組み
このような試みも『安心』『安全』を考え『品質』を向上させていくための一つの例ですが、
他にはない【DSオリジナル】と呼べる独自の評価方法を考え、お客様に喜んで頂けるような【不具合の発生しない製品作り】を更に目指して行きたいと考えております。