社会貢献

皆さんも参加してみませんか?530(ごみゼロ)ACTIONのご紹介

2024/3/26

530(ごみゼロ)ACTIONとは?

私たちが普段何気なく捨てているペットボトルや、コンビニでもらうビニール袋はゴミではありません。正しく処理すれば、今まで「ごみ」としていた物も、実は「資源」となる物が世界にはたくさんあります。

「こんな資源になるの?」「このゴミに再利用の方法があったなんて、、、」

特定の期間、個人や企業が実践しているごみを減らすアクションをSNSを通じて投稿するだけで、1投稿あたり(※1)530円を寄付しながら、みんなでアクションとその知見をシェアし、広げていくSNS企画となります。

※1 本企画の運営会社である(株)アイクリエイト様が事前に準備をした20万円とクラウドファンディングにより集まった金額が原資となります。
参考文献:530ACTION | ごみゼロアクション

日本がゴミで溢れる!?自分だけの問題ではない背景

過去、一つの物を修理して長く使う、再利用して新たな物を作るといった循環システムは確かにありました。そこから技術が発展した結果、以前まで高価とされていた物が安価で手に入るようになり、大量生産大量消費が当たり前となったことが一つの原因だと考えられます。

また、日本において2023年度のごみ総排出量は4,095万トン、これは東京ドーム約110杯分、1人1日あたり約890グラムとなります。平成25年度以降、減少傾向にはあるものの、まだまだ問題は山積みです。

参考文献:一般廃棄物の排出及び処理状況等(令和3年度)について | 報道発表資料 | 環境省 (env.go.jp)

①埋立地問題
最終処分場の残余年数は残り23.5年となっており、これは2047年にはごみを埋め立てる場所がなくなってしまうということです。ゴミの行き場がなくなってしまった日本はどのような姿になってしまうのでしょうか。

②税金問題
廃棄にかかるお金は、私たちの税金から支払われており、2013年からこのごみ処理事業経費は増え続けています。2023年度全体で2兆1449億円、1人当たりだと年間17,000円が使われている現状です。

③環境汚染

●ごみを燃やした際に発生する二酸化炭素によるオゾン層の破壊。
⇒地球温暖化の進行により、人間だけでなく全生態系への悪影響。

●不法に投棄、処理されたごみによる環境汚染。
⇒降雨に伴う有害物質、有機性成分が水質や土壌汚染を引き起こす。

私たちにできること・まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます!

大切なことは、一人一人が出来ることを継続する事、新しく見つける事が大事になります。そのため今回は、一人では知りえなかった情報に出会いながら、環境への貢献が可能な活動を紹介させていただきました。

このコラムが、皆さんが今の日本や地球を知り、考える機会になればうれしく思います。


[ 執筆 ]

(株) 東京ディエスジャパン 辻 慶哉(分科会「社会貢献活動」第二期サブリーダー)