不具合発生率を減らす自社工場の企業努力 (リユーストナー生産)
2024/3/5

弊社ディエスジャパングループでは全国にある3工場(群馬工場・九州工場・奥美濃工場)にて月間生産合計6万本以上のリユーストナーを製造しています。(弊社HPより)
そのリユーストナーはひとつひとつ丁寧に人の手作業によって組立製造しているんです。機械を使ってリユーストナーを製造するのではなく人の手作業にて製造していることに驚きました。
私は『品質・安心・安全』を配信する分科会のメンバーとして、リユーストナーは手作業でひとつひとつ製造しているため、実際のところ不具合発生率はどれくらいなのか?お客様に確かな品質で安心・安全にリユーストナーを提供できているのか?が気になり、今回工場へ問い合わせることに致しました。

※画像 群馬工場 ※画像 奥美濃工場
リンク:グループ企業 | 株式会社ディエスジャパン (dsj.co.jp)
自社工場で製造されたリユーストナーの不具合発生率を工場へ問い合わせしました。
早速、群馬工場と奥美濃工場の2工場へ私の疑問を各担当へ問い合わせしました。各工場の担当の方はこころよく対応していただけました。 私が問い合わせ内容は次のとおり (今回は2つの質問を掲載)
【問い合わせ内容】リユーストナーの不具合発生率はどれくらいでているのでしょうか??? 【解答】定期的にリユーストナーの不具合情報を収集し、全体の不具合率は下げるように努めている。 (デファクトスタンダードの取組み)
【問い合わせ内容】リユーストナーを製造する際、品質・安心・安全に一定の基準を守ることについて気をつけている事は??? 【解答】基本となるテストを行ったうえで機種ごとの特徴に合わせ、テスト内容を追加したり変更したりしている。機種の特徴により低温時の環境で問題が発生する場合があるので基本テストと異なる環境でテスト印刷を行ったりしています。他、過去不具合が発生した類似データを活用したり、各部門と連携し対応している、との回答を頂きました。
不具合を出さないようきめ細かな作業工程
- ・細心の注意を払いながらひとつのリユーストナーを製造する
- ・最終工程に出荷前のテスト印刷を行う
- ・問題がないカートリッジを梱包し出荷をする
大変な作業工程ががあることを知ったと同時に大変な苦労があることを知りました。
SDGS 12つくる責任 つかう責任

今回工場の各担当者へお話を聞かせていただきリユーストナーの不具合発生率を抑える動きとして、SDGs持続可能な開発目標『12 つくる責任 つかう責任』の重みを感じました。その重みをきちんと理解し、リユーストナーのメーカーとしてお客様から信用信頼を勝ち取り、安心して高品質なリユーストナーをお客様へお届けできること。そして第三者機関の認証の取得を多数取得していることはリユーストナーをつくる責任として第三者の方より信頼を勝ち得た認証マークが必要なのだと私は考えさせられました。

最後に・・・
私はコラムを作成することを通じ、普段関わることが少ない部署や工場の方たちとコミュニケーションを取ることができました。コミュニケーションを通じ、工場の方々がどれだけ企業努力をしているのかをまじまじと感じさせられました。そしてリユーストナーへの高品質のこだわり。お客様へ自社工場で製造したリユーストナーを安心安全に自信をもって案内し提供できると思いました。企業努力の賜物と強く思いを感じさせられたのを痛感し、今回のコラムを終わらせていただきます。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
第2期 『品質・安心・安全を配信する分科会』 さいたま店販売管理課所属 コラム担当