2023.03.17
株式会社ディエスジャパンとバックキャストテクノロジー総合研究所 オフィス分野の脱炭素・カーボンニュートラルに向けた業務提携
株式会社ディエスジャパン(大阪府東大阪市、代表取締役社長 北條陽子、以下「DSJ」)と、株式会社バックキャストテクノロジー総合研究所(東京都港区、取締役社長:傘木和俊、以下「BCT総研」)は、オフィス分野初となる脱炭素・カーボンニュートラルへの取り組みに関し、業務提携をいたしましたのでお知らせいたします。
1.背景・目的
政府は、2050年カーボンニュートラルを実現するために、温室効果ガスの削減目標を2030年度までに2013年度比で46%削減、さらには50%の高みに向けて挑戦を続けることを表明しました。オフィス分野の脱炭素化の取り組みでは、これまでLED照明やリサイクルペーパー等に留まっていましたが、今後、オフィス環境においても更なる脱炭素・カーボンニュートラルに向けた取り組みが期待されています。
また、2023年度より有価証券報告書に気候変動を含む「サステナビリティ」と「人的資本・多様性等」に関する記載欄が新設される状況を踏まえ、オフィス環境のカーボンニュートラルの実現に向けた対応や情報提供が求められることが想定されます。
このような状況を踏まえ、これまでもリサイクルトナー等でオフィス環境の環境負荷低減に向けた事業を推進してきたDSJは、今後更なる脱炭素化の支援に向け、知見を有するBCT総研と連携して、CO2の可視化から削減支援等に係る様々なサービスを提供することとしました。
2.今後の取り組み
DSJグループとBCT総研は、今後、将来の世代も安心して暮らせる持続可能な経済社会をつくるため、BCT総研が保有するCO2算定・可視化ツール「環進帳」とDSJグループの「総合脱炭素ソリューション」を用いて、オフィス分野では初となるカーボンニュートラルと脱炭素経営の様々な取り組みをサポートする以下のサービスを提供し、持続可能な社会の実現を加速させて参ります。
1. 事業環境におけるCO2排出量の算定・可視化ツール「環進帳」の提供
2. 算定に基づく、コスト/CO2削減対策の提案から補助金獲得等のコンサルティング支援
3. その他、SBT、CDP等国際的な取り組み表明に係る支援 等
■株式会社バックキャストテクノロジー総合研究所について
バックキャスティング手法を用いて、2050年における「未来」の社会に求められる技術や生活様式を明らかにしながら、持続可能な地域や社会へ貢献するために以下の事業を実施しています。
1. CO₂算定ツール「環進帳」を用いた排出量の現状把握、削減対策・効果の可視化
2. 低炭素、脱炭素に向けた技術導入支援及びコンサルティング(Scope1・2・3算定支援、SBT目標設定支援、RE100対応支援等)
3. 持続可能な地域レベルでの施策立案支援及びコンサルティング
4. サーキュラーエコノミー研究会の開催、その他環境・エネルギー分野の人材の育成及び国内外の技術情報の収集、評価及び提供等
本件に関するお問合せ先
株式会社ディエスジャパン 担当:植山宏治
〒578-0982 大阪府東大阪市吉田本町3-3-45
TEL:072-963-0044 / E-mail:k.ueyama@dsj.co.jp
株式会社バックキャストテクノロジー総合研究所 環境・エネルギー本部 担当:加島源大
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1丁目2-20 第3虎の門電気ビルディング5階
TEL:03-5209-2050 / E-mail:info@bct2050.com