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2022.12.01
プリンタメーカーとの係争終了のご報告

2022年12月1日

        株式会社ディエスロジコ
株式会社ディエスジャパン
代表取締役社長 北條陽子

この度、株式会社リコーと当グループ会社(株式会社ディエスロジコ、株式会社ディエスジャパン、株式会社奥美濃プロデュース)が被告となっておりました当社グループ会社製リサイクルトナーカートリッジをめぐる裁判が終結しましたことを、係争の概要とともにご報告いたします。

対象機器

株式会社リコー製「IPSiO SP C830シリーズ」レーザープリンタ(型番SPC830及びC831)用リサイクルトナーカートリッジ

係争概要

この度私共がリサイクルした上記対象機器において、株式会社リコーから、カートリッジに搭載するICチップにかかる特許権を侵害したとの訴訟が提起され第一審の東京地方裁判所では、特許侵害は原告主張とおり、一方で、権利濫用の部分では私共の主張が認められ原告控訴棄却となりました。
しかし、知財高等裁判所においては私共の上記対象機器で権利濫用部分も認められないと判断されました。
この結果を厳粛に受け止め、すでに判決で一部認容された原告への損害額(470万円と遅延損害金)は全額支払い済みであり、これにより係争は終了いたしました。また、本訴訟で特許侵害であるとされたICチップにつきましては、現在使用を取りやめております。

この度は、当社製リサイクルトナーカートリッジをめぐる裁判に関し、お客様に多大なるご迷惑とご心配をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。
今後は本件を教訓に、今まで以上に慎重に専門家の助言などを仰ぎながら、特許権を始めとする知的財産権の侵害が生じない様再発防止に努め、より良い商品を迅速にお客様のもとにお届けすべく、全力を尽くす所存です。

引き続き弊社製品のご愛顧をよろしくお願い申し上げます。